多くの「いぼ痔」を切らずに治したレーザー治療の効果

多くの症例で内痔核を縮小させたICG併用半導体レーザー療法

グミにゃん:
ねこ茶!
新しい治療法って副作用が不明なものが多いんでしょう?
メイにゃん:
治療後、十分に期間が経った患者さんが少ないものね!
ねこ茶:
ICG併用半導体レーザー療法は、
5年経過した患者さんも問題なく、良好なようじゃ。
福にゃん:
今後、もっと治療ケースが増えれば、
レーザー療法も選びやすくなるニャ。
グミにゃん:
早く、「」いぼ痔」を切らずに治すのが当たり前になると良いね!

ICG併用半導体レーザー療法による内痔核・患者572人の治療結果


東京都港区南青山にある肛門科医院の「平田医院」では、2000~2012年までに内痔核の患者572人(男性:254人、女性:318人)に対して、このレーザー療法による効果を検証しています。

患者さんのすべては、III度の内痔核を持ち、排便のたびに脱出するほどの状態でした。
また、内痔核のほかに、粘膜脱(57例)、外痔核(216例)、肛門ポリープ(28例)、痔ろう(7例)を併発している患者さんも多数いました。

これらの内痔核の患者さんに「ICG併用半導体レーザー療法」を以下の手順で行いました。

  1. 発信波長805mm半導体レーザー、出力15Wに設定
  2. インドシアニン・グリーン(ICG)濃度1mg/ml。5%ブドウ糖で溶解
  3. 腰椎麻酔を行った後に、内痔核の患部へ注射器でICGを注入
  4. 半導体レーザーを内痔核患部へ照射
  5. 外痔核、ポリープ、痔ろう等の他の患部は外科手術により切除
  6. 入院日数は5日間程度(症例によって多くなる場合もあり)

その後の経過観察において、レーザー治療を行ったすべての患者さんに内痔核の改善が確認されました。

 

ICG併用半導体レーザー療法は1全ての患者のIII度・内痔核を縮小させた

ICG併用半導体レーザー療法前には全ての患者さんが、排便のたびに内痔核が脱出して、手で痔核を戻す状態でした。
ICG併用半導体レーザー療法を行った後では、すべての患者さんの「内痔核が脱出する症状」がなくなりました。


 


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ICG併用半導体レーザー療法は「内痔核の本体」を除去しない

ICG併用半導体レーザー療法を行った後、全ての患者さんから「いぼ痔」の自覚症状・「肛門からの脱出」が無くなり、症状が改善しましたが、医師による肛門鏡検査では「内痔核」が残っていることが確認されました。

ICG併用半導体レーザー療法は、重度の内痔核を「退縮消失」させて症状を改善させる治療法であり、「痔核そのもの」を除去できる治療ではありません。

 

ICG併用半導体レーザー療法で治療した患者さんの術後経過

レーザー照射後に外痔核の静脈が集まっている箇所に「腫れ」を感じた患者さんは3.7%で、自覚症状はないですが診察によって「腫れ」が確認された患者さんは71.6%でした。
1か月後には、それら全ての患者さんから「腫れ」の症状は無くなりました。

ICG併用半導体レーザー治療後、3年間に0.17%の割合で内痔核を再発する人が発生し、5年間では全体の0.52%でII度の内痔核症状が現れました。

ですが、これは外科手術による内痔核治療と同等の成績で、非常に優れた結果といえます。

また、痔ろう、肛門ポリープ、外痔核などを併発していた患者さんにおいて、ICG併用半導体レーザー療法によって問題は発生しませんでした。


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