猫が人に懐くのは、生後どれくらいの期間?

なぜ、子猫の時は無条件で人間に懐くの?

グミにゃん:
ねぇ、ねこ茶。
猫は、生後、どれくらいの期間なら人に慣れるの?
ねこ茶:
約7~8週間じゃな。
その期間ならば、子猫は無条件で人に懐くのじゃ。
メイにゃん:
じゃあ!
その期間に人間から放っておかれた私みたいな猫は?
ねこ茶:
そういう猫は、人間の忍耐と愛情だけが頼りじゃ。
人に懐くかどうかは、分からないがのぅ~。
グミにゃん:
でも、最近は、いつも「ねこ茶」と一緒にいるよね!
ねこ茶:
メイにゃんは、かなり変わった思うぞ。
ワシに恐怖や怒りを見せなくなったからのう~。
メイにゃん:
えへへ~!
「ねこ茶」といると楽しいからね~!
福にゃん:
うむ!
あと一歩じゃな…!

子猫が人間に懐きやすい理由

まだ小さくて自分で生きていけないくらいの子猫は、人を全く怖がらずに懐きます。
幼い子猫は世の中にある対象物、すべてを受け入れようとしているからです。

この期間を子猫の「社会化期」と呼び、この時期に色んな知識や狩りの技術を習得します。 そして、この「社会化期」の時間を一緒に過ごした人・動物を「仲間」と認識するようになるのです。

子猫の「社会化期」の時に一緒に過ごすと、本来ならば「狩りの対象」となるウサギであっても仲良く暮らすようになります。(個性によって仲良くならない場合もあります)
猫とうさぎ

子猫が人間に無条件で懐く期間は生後2か月くらいまで

子猫が無条件で人に懐く期間は、生後2か月間(約8週間)くらいで、その後は急に人間を怖がるようになります。この時期を過ぎてしまうと、猫を人に懐かせるのは、かなり困難な作業となります。

ただし、同じ時期に生まれた子猫でも「社会化期」の期間には個体差があるようで、成長の遅い子ほど「社会化期」の期間が長いようです。

グミにゃん(ねこ茶の猫)が、家の庭にやってきた時、グミにゃんの兄弟も一緒でしたが、人間を怖がらなかった子猫はグミにゃんだけでした。

グミにゃんは、気が弱く、餌の奪い合いにも負けていて、兄弟の中で一番身体が小さく、成長も遅れていました。そのため、少しだけ兄弟猫よりも「社会化期」の時間が長かったのだと思います。

猫ちゃんの成長の過程
誕生日 目は閉じていて耳も塞がっている。
耳は頭の下の方についている。
爪を引っ込めることは出来ない。
生後10日 目が開けるようになり、耳の穴も開く。
生後約2週間 乳歯が生え始めて、生後4週間で全部(26本)生え終える。
生後約3週間 目が見えて、耳が良く聞こえるようになってくると巣の外に関心を持つようになる。
耳が頭の上に立つようになり、爪も出し入れできるようになる。
離乳が始まる。
生後4-5週間 離乳して、巣の外に出てくるようになる。
自力で排泄できるようになる。
生後約6週間 爪とぎを覚える。
生後3ヶ月 歯が永久歯に変わり始める。
生後5ヶ月で全部の永久歯(30本)がそろう。
生後7-12ヶ月 性的に成熟する(発情するようになる)。
最初の発情期よりも前に去勢・避妊を終えた方がマーキング癖が残らない。

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なぜ猫は大きくなると人に懐かなくなるの?

猫が人を「怖がる」のは、身を守るために必要なことだからです。
「猫」を可愛がったり、保護したいと考えているのは、人間の中でも一部の人だけです。

身体の小さい「猫」が、自分よりも遥かに大きく、何を考えているか分からない人間に近づかないようにするのは、とても賢い判断です。
多くの野良猫が、街の中で生き延びていられるのは、人を怖がる「警戒心」のおかげです。

大きくなってから人に飼われた猫も次第に心を開いていく

それでは「社会化期」を過ぎてしまい、大きくなった猫は人に懐かないのでしょうか?
簡潔に答えれば、人嫌いのまま大きくなった猫でも「懐きます」。

ですが、
  • どのレベルまで懐くか?
  • どれくらいの期間で懐くか?
  • どんな方法で懐くか?
…は、やってみないと分りません。

それほど難しく、不確かで、忍耐と愛情のいる作業になります。

人に懐いていない猫を懐かせるためには、

  • 猫の方から近づいてくるまで辛抱強く待つ
  • 人間の方からは近づかない
  • 遠くから見守りながら世話をする
  • 刺激しない
  • 餌を与える時は可能ならば手渡しで与える

を、根気よく続けていく必要があります。

人間が大嫌いの猫、メイにゃんの場合

このサイトの「メイにゃん」は、近所の家から逃げてきた脱走猫です。
猫とうさぎ

メイにゃんが、逃げてきた家は、毎年4匹位の新たな猫を外に放ち、10数年間で約40~50匹以上の野良猫を作り出しました。

私が飼っていた「グミにゃん」も「その家」に捨てられた猫ですし、「グミにゃんの母猫」も、「その家」から捨てられた猫でした。「その家」で「メイにゃん」が子猫時代に粗末に扱われたであろうことは容易に想像できます。

「メイにゃん」は、人間の家で生まれ育ったのに「人嫌い」で、しかも飢えていました。
「メイにゃん」が、ねこ茶の「家の庭」に初めてやってきた時は、常にこちらを睨み、餌をあげる時も威嚇してきました。

それから3年以上も餌をあげ続けても、頻繁に威嚇してきました。
「メイにゃん」への「餌やり方法」は、野良猫を飼い慣らす「技」とされている「手渡し」による「餌やり」でしたが、それでも「メイにゃん」は、ねこ茶への威嚇を止めようとしませんでした。

猫が人に心を開く切欠は、いろいろある

「メイにゃん」が、ねこ茶に心を開いたのは、それまで外敵から「メイにゃん」を守っていた「福にゃん」がいなくなったからです(2012年に他界)。

メイにゃんは、猫同士の喧嘩が苦手なので、「福にゃん」の代わりに「ねこ茶」が、野良猫を追い払ってあげると、お礼を言いに来るようになりました。
猫とうさぎ

その後は、何か困ったことがあると、「ねこ茶」のことを頼るようになりました。
「ねこ茶」の傍にいる時にはゴロゴロ喉を鳴らしていますし、お腹も見せてきます。

ですが、まだ「飼い猫」とは程遠いレベルで、こちらから近づくと逃げてしまうので、メイにゃんを保護するためには「捕獲機」が必要です。
メイにゃんを家に入れた後も、「家猫」としての教育や躾が必要で、大変だと思いますが、近いうちにメイにゃんを保護する予定です。
メイにゃんが、「ねこ茶」の家の庭にやってきてから、約8年が経っています。


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