猫ちゃんが「甘噛み(アマガミ)」をする理由・意味はなんだろう?
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グミにゃん:
ゴロゴロ、ゴロゴロ…噛み、噛み…。 |
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ねこ茶:
ふぎゃ~!、痛いのじゃ~! グミにゃんから逃げるのじゃ~! |
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グミにゃん:
わわわ! また、うっかり噛んじゃった! ねこ茶、ごめんね~(涙) |
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メイにゃん:
ちょっと、大げさ過ぎない? 強く噛んだわけじゃないでしょ? |
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ねこ茶:
これで良いのじゃ。 グミにゃんが、「悪い事をした」と気づくように痛がっているのじゃ。 |
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グミにゃん:
ゴロゴロ、ゴロゴロ…噛みっ…。 おっと、止めておこう! |
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ねこ茶:
うむ! 「しつけ」の成果じゃな! |
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グミにゃん:
やっぱり!噛んじゃおう! ガブ! |
甘噛みの意味と理由は?…猫は気持ちの良い時、甘える時に噛んでくる
グミにゃんは、子猫時代を「複数の野良猫たち」と過ごしたため、ねこ茶の母が拾った時には既に「本気がで噛む」ことはありませんでした。
恐らく、ねこ茶の家族は誰もグミにゃんに噛まれたことは無い筈です。
ねこ茶も最初はグミにゃんに噛まれることは無かったのですが、グミにゃんの飼い主(ねこ茶の母)が亡くなり、ねこ茶と一緒に暮らすようになって「甘噛み(アマガミ)」をするようになりました。
同じ時期に、グミにゃんは「ねこ茶」の顔や手を舐めるようになっていたので、ねこ茶にも「グミにゃんが噛む」のは甘える行為だとすぐに分かりました。 また、「噛んでいる時」にはゴロゴロと喉を鳴らしていました。
猫の「痛くない甘噛み(アマガミ)」も「悪い事」だと教えよう
猫の「甘噛み(アマガミ)」も「痛くないから」と許していると、段々と強さが増してきます。
しかも、強く長く噛むようになってきます。
猫ちゃんは、好きな相手に「強く甘えている」のですが、そのままでは飼い主が怪我をして耐えられなくなります。 しつけが難しくなる前に、早めに猫ちゃんに「甘噛み(アマガミ)」は「痛い」ということを分からせた方が良いです。
猫の「甘噛みの躾(しつけ)」については様々な意見がありますが、ねこ茶は、グミにゃんに「甘噛み(アマガミ)」を止めてもらうことにしました。ねこ茶は皮膚が弱く、冬に「甘噛み(アマガミ)」されると、皮膚が割けて出血するからです。
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飼い主と猫ちゃんが仲良しの場合、自発的にやめさせるのは簡単
飼い主が猫ちゃんに、好かれている場合は「甘噛みの躾(しつけ)」はとても簡単です。
グミにゃんは、いつも「ねこ茶」に撫でて欲しくて遠くから呼ぶくらい「飼い主好き」の猫でしたから、「甘噛み(アマガミ)」をした時には、すぐに「痛い!」と叫んで、グミにゃんから遠くに逃げるだけでOKでした。
もし、猫ちゃんの「甘噛み(アマガミ)」が、あまり痛くなくても、その度に「痛い!」と言って、猫から遠ざかることがポイントで、続けていると猫ちゃんは次第に「甘噛み(アマガミ)」をすると飼い主に嫌われる…と考えるようになります。
「痛い!」と言って遠ざかる「飼い主」を猫ちゃんが慌てて追いかけてきて、足元にスリスリしてくるようになったら、もう大丈夫です。猫ちゃんは「甘噛み(アマガミ)」が悪いことだと分かっています。
猫は「甘噛み(アマガミ)」を悪いことと分かった後も噛んでくる
さて、猫ちゃんは「甘噛み(アマガミ)」を悪い事だと知ったから、もう安心……とはなりません。
グミにゃんは、その後もしっかりと「甘噛み(アマガミ)」してきました。
ですが、明らかに変化があり、「甘噛み(アマガミ)」しようとして思いとどまる…を繰り返した後で、うっかり「噛んじゃった…」のような「噛み方」に変化します。 もちろん、「噛んだ時」は、いつもの「痛い!」と言って「遠ざかる」をします。
すると、グミにゃんも「しまった、やっちまった!」と即座に認識して、ねこ茶に必死に媚びてきます。
結局、この「駆け引き」はグミにゃんが亡くなるまで続きましたが、この「駆け引き」も猫との良い遊びとなって楽しいものです。猫ちゃんの人間と似た反応と振る舞いを見ることができます。
グミにゃん最後の「甘噛み(アマガミ)」
グミにゃんは亡くなる前日に、数分間にも及ぶ長い長い「甘噛み(アマガミ)」をねこ茶にしてきました。
ねこ茶は、その時だけは、グミにゃんの「甘噛み(アマガミ)」を許してあげました。
グミにゃん最後の「甘噛み(アマガミ)」からは、いつもとは違う必死さが伝わってきて、無理に止めさせる気が起きませんでした。最後の「甘噛み(アマガミ)」の感触は、ねこ茶の記憶に鮮明に焼き付いていて、今でも「あの時の感触」を思い出すと涙が出てきます。
あの「甘噛み(アマガミ)」は、グミにゃんにとっての「別れの抱擁」だったのかもしれない…と思っています。
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