猫用の「回虫下し・飲み薬」の飲ませ方とコツ

飲み薬を嫌がる猫ちゃんに「回虫下し・飲み薬」をコッソリ飲ませる方法は?

グミにゃん:
ねぇ、ねこ茶、この薬・・・何?
ねこ茶:
それは、メイにゃんに飲ませた「虫下し」の薬じゃ。
寄生虫は、殆どの野良猫におるからの~。
メイにゃん:
そういえば、最近、私体が大きくなったような、太ったような気がするのよね~。
気のせいかしら?
ねこ茶:
・・・。
(メイにゃんには、この前、虫下しをコッソリ飲ませたからじゃ。寄生虫がいなくなったからじゃよ・・・)
メイにゃん:
なんか毛並みも良くなって、体の調子も絶好調~。

猫ちゃんの回虫などの虫下し用の定番の錠剤(飲み薬)といえば?

野良猫ちゃんを保護するための準備として回虫などの虫下しが必要になることってありますよね。
野良猫ちゃんは、簡単に触らせてもらいないので、「プロフェンダースポット」などの首筋に打つタイプのものは使えないことが多いです。

そうなると、猫回虫をはじめとする様々な種類の「猫の寄生虫」を一度に駆除してくれるバイエル薬品の「ドロンタール錠」がお勧めです。 このお薬は、動物病院で処方される獣医さん専門のお薬で、「猫の寄生虫」である猫回虫、猫鉤虫、瓜実条虫、猫条虫を駆除することができます(注意:猫フィラリアに使用してはいけません)。


※ドロンタールは旧タイプ20錠入り → 新タイプ24錠入りになりました。

野良猫ちゃんは、動物病院には連れて行けないので、「ドロンタール錠」はインターネットのお店で買うしかありません。お近くの動物病院でも、1粒ずつ売ってくれるかもしれませんが、値段が高いだけでなく、失敗するたびに買わなければいけなくなってしまいます。

1箱24錠入りは、「ちょっと多すぎるし、高い」と感じると思いますが、回虫などの虫下しは「完全に行うには、数回行わなければいけない」こと(もちろん期間を開けてです)と、失敗する可能性も考えると、1箱買いの方が安くつく場合もあります。 多頭飼いの飼い主さんは、間違いなく「ドロンタール錠」の方がお安くなります。

さて、その「ドロンタール錠」ですが、ノミ落とし薬の「キャプスター錠」と違って、薬一粒がとても大きいんです!!(1cm位あります)
キャプスターと同じように、メイにゃんに猫缶と混ぜて与えたところアッサリと拒否されちゃいました…(T△T)
(前日の夜にエサを与えないで「空腹」にしてからのチャレンジだったのですが・・・)

こんな大きな錠剤、人間でも飲み込むのが大変なのに、水を使わない猫ちゃんが簡単に飲めるわけないよなぁ…と思いネットで色々検索したところ、やはり…「猫が泡を吹いた」、「薬を吐いた」、「慣れていた猫が噛み付くようになった」、「エサに仕込んでも簡単に気づかれる」、「相当苦い薬のようだ」等、惨憺たる評判でした。

こんなに大きな錠剤(飲み薬)を、どうやって猫ちゃんに飲ませるの?

では、飼い主にとっても、猫ちゃんにとっても相当難易度の高い薬である「ドロンタール錠」をどうやって飲ませたら良いのでしょう・・・?

「ねこボラ」さんのHPでも、「虫下しの薬」については、あまり詳しく載っていなかったので、個人のブログの記事くらいしか情報がありませんでしたが… ネットで投与の成功例に「鰹節に包んで与えた」、「チーズに包んで与えた」、「空カプセルに入れて与えた」という話があったので、私は薬の臭いを完全に消せる「カプセル」に入れて与えることにしました。 (まるで、シートン動物記、「狼王ロボ」の話みたいですね…)


猫ちゃんの餌にカプセルを仕込んでコッソリ「飲み薬」を飲ませる大作戦!!

この錠剤の半分の量(砕いて粉末状にした物)でサイズ3(#3号)カプセルが満タンになります。つまり4kgの猫ちゃんには錠剤一錠ですから、3号カプセルを2つ飲んでもらうことになります。
砕いた際に出てくる、錠剤の衣(フィルム部分)は、捨てちゃっても大丈夫です。

この錠剤は高価なので再度失敗しないように、与える時は念を入れて…まずはネコちゃんに「空カプセル」を食べさせてみました。

– 1 – まず空っぽのカプセルを与えることから…猫缶のサイコロ状に切り出して穴を開けてカプセルを埋め込んでみる
→ 気づかずに食べました(‐^▽^‐)
– 2 – 猫ちゃんに怪しまれないように数日置いてから、前回と同じようにして、今度は「薬を入れたカプセル」を与える
→ やった大成功ですo(^▽^)o



※缶詰に入っている食べ物に先にカプセルを入れるための穴をあけて、その後、サイコロ状に切り出すのがコツです。先にサイコロ状に切り出してしまうと、穴を開けるときに形が崩れてしまうことがあります。

あの与えるときのドキドキした緊張感と食べてくれたときの喜びと達成感!
何か「大きな事」を成し遂げたような気分になります。

まあ単に不親切な錠剤というだけなんですけどね…( ̄◇ ̄)
でも、効果は優れた「お薬」なので、アイデアと工夫で、何とかネコちゃんに与えましょう。

回虫などの寄生虫が落ちると、野良猫ちゃんの体がふっくらしてきますよ。

効果は、回虫は糞から虫が出てくる、口から吐き出すなどして確認できる場合もありますが、瓜実条虫などはお腹の中で溶かしてしまうそうなので確認できない場合もあります。 メイにゃんの場合は、口から細い虫がぶら下がっていたのでちゃんと駆虫を確認できました。おそらく猫回虫だったのだと思います。

ドロンタール錠
猫用 24錠
現代製薬の市販用
虫下し

HFカプセル
サイズ3号
100P
カプセル薬作りを簡単に!
松屋カプセルキャッチ
Sサイズ
※この錠剤は、キャプスター錠よりずっと強い薬ですから猫ちゃんにとっても害のある薬です。一般のホームセンター等で販売されている動物用医薬部外品とは有効成分が異なります。
副作用として解説書に上げられているのは嘔吐、下痢、食欲不振などです。安全性の高い薬ですが、可能ならば獣医さんに相談してから与えた方が良いです。

それが出来ない場合は、猫の健康状態を注意深く観察して、健康であるときのみ与えましょう。

怪我をしているとき、風邪を引いているとき、どこか炎症を起こしているとき、高齢な猫、子猫等に対してはNGです。病気、怪我、炎症が悪化してしまいます。


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「動物病院専用薬」と「市販薬」の違い

薬品名 ドロンタール錠 犬猫のくすり
パインスター
犬猫の虫下し
製薬会社 バイエルメディカル 内外製薬 現代製薬
主成分 ・プラジクアンテル
・パモ酸ピランテル
・マクリ
・カマラ
・マタタビ
・クエン酸ピペラジン
・サントニン
取り扱い
場所
動物病院など
ホームセンター
ペットショップ
ホームセンター
ペットショップ
投薬回数 1回 数日間の連続投与 1回
駆虫出来る
虫の種類
・猫回虫
・猫鉤虫
・瓜実条虫
・猫条虫
・回虫
・条虫
・回虫
・鉤虫

ノミ(中間宿主)がいる猫は、寄生虫(瓜実条虫)もいる可能性が高い
ノミ(中間宿主)がいる猫は、寄生虫(瓜実条虫)もいる可能性が高いので、ノミの駆除も必要です。ノミ駆除薬を与えて、ノミを駆除した後、しばらく期間(10日間位)を開けて寄生虫駆除を行うのが良いでしょう。

ノミより先に寄生虫を駆虫しても、猫ちゃんがグルーミングの時に「ノミ」や「ノミの死骸」を飲み込んでしまったら、また寄生虫に感染してしまいます。
ですから、「ノミの駆虫」→「寄生虫の駆虫」の手順ですね。

※「ノミ駆除」と「寄生虫駆除」を同時に行うのは危険ですのでやらないでください。

猫の寄生虫は人間にも寄生するので早めの駆虫を

意外と知られていませんが、猫に寄生する寄生虫は人間にも寄生します。宿主の猫ちゃんの身体を触る、糞が手に付くなどした時にきちんと手を洗わずにいた場合、寄生虫の卵が人間の口に入って感染します。

猫の寄生虫(猫回虫)は、人間の身体の中では上手く成長出来ないため、身体の中を移動して回ります。その結果、肝臓、目の網膜などに障害が出ることがあります。


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