痔の手術後の「痛み・出血・腫れ」のセルフケア方法

痔の手術後は、自己管理で傷口を回復させる

グミにゃん:
手術後って、いろいろと大変だよね
ねこ茶:
日常生活の中で、痛みへの対処や傷口のケアする必要があるからのう。
メイにゃん:
入院中よりも家に帰ってからが大変ってこと?
ねこ茶:
家に帰ると家事や仕事があるから、傷口への配慮が疎かになるのじゃよ。
福にゃん:
傷口が治るまでは、自分は「怪我人」という意識をもって生活するのニャ!

手術の成功の可否は、手術後のケアにかかっている

医療の進歩によって痔の手術・治療方法が改善されたとしても、医師が出来るのは痔を治す事だけです。
手術後の「傷口の回復」や「再発防止」においては、患者さん自身が身体をケアしていくことが大切になります。

手術後に痔の患部を悪化させない、再発させないためには、食事、運動、入浴、排便方法などを医師から指導を受けて、ライフスタイルを見直し、生活に取り入れることが、「手術後に痔が完治した」と言える結果を作り出します。

 

手術後の痛みは、神経質にならなくても大丈夫

痔の手術の際に打った麻酔は2~3時間後には切れてくるため、手術後には少しずつ「痛み」が出てくるのは普通の事です。

ですが、この時の痛みも昔の痔の手術のような激しい痛みではなく、「痛み止め」が必要になることは殆どありません。

痔の手術後の「痛み」の原因となっているのは、内肛門括約筋のけいれんが起こす傷口の「擦れ」です。内肛門括約筋は本人の意思とは関係なく「けいれん」を起こしてしまうため、この症状を抑えることは難しいのです。

この痛みへの対処法は、出来るだけお尻には力を入れずに、体を横向きにして寝て、ひざを曲げてリラックスすることです。体全体の力を抜くようにして、最も楽な姿勢で身体を休めるようにします。

 


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痔の手術後、2日目からは排便ができる

痔の手術後の排便は、2日目から可能になりますが、この時心配になるのが排便時の「痛み」です。
手術後は「痛み」を最小限に抑えるために次のことに注意します。

 


1.柔らかくて形のある便を毎日規則正しく出す

硬い便は傷口を擦り「痛み」を発生させます、また下痢便は傷口に炎症を発生させる原因になります。
「お味噌」のような柔らかくて形がある便が、一番傷口への負担が少なくて済みます。

2.便を出すときには力を入れ過ぎない

排便時に強く力を入れると、出血や痛みを引き起こします。
便が自然に体から排出されるように、ゆっくりと便を出すようにします。

3.痛いときにはキチンと鎮痛剤を使用する

鎮痛剤を使わずに「痛み」を無理に我慢するということはせずに、排便が痛む場合には、鎮痛剤をタイミングよく使うようにします。
鎮痛剤は、飲んでから効き目が出るまで1~2時間程かかるので、排便時間を考えて計画的に飲むようにしましょう。


痔の手術の後は、排便後のお尻の拭き方にも注意が必要で、傷口に便を残してしまうと痛み・炎症のも原因になります。

理想的なのは、排便後に洗面器にお湯を入れて座浴をして「お尻を洗う」ことですが、シャワートイレを使ってお尻を洗う場合は「勢いを弱く」して、ぬるま湯で優しく傷口を洗うようにしてください。

最後にお尻を拭く際は、傷口を擦らないようにガーゼ等で「優しく押して拭く」ようにして、汚れが付かなくなるまで繰り返すようにします。

 

手術後は食事、運動、毎日入浴が大事

痔の手術後は、柔らかい便を出すために消化が良く食物繊維の多い「とろろ」などのメニューが理想的です。
そして、「好きな食べ物」もできるだけ多く食べて、体力の回復に努めることが大切です。

また、痔の手術後の「入浴」は、傷口の回復と衛生状態を保つに非常に効果的で、手術後は入浴可能になったら「毎日」入浴するようにしましょう。通常は、手術後2日目から入浴可能です。

 

自転車・車の運転は、いつから大丈夫なの?

自転車は、お尻に負担をかける乗り物なので、手術後は傷口が回復するまでは乗ってはいけません。

また、自動車については、医師が傷の状態を診て判断します。自動車の運転を許可された場合も、2時間ほど運転したら15分ほど休憩を取り、患部に負担が負担がかかり過ぎないように注意します。

 

手術後の痔の再発はあるの?

肛門の専門病院で、経験を積んだ専門医が手術を行えば、後遺症や再発の心配は殆どありません。
ですが、同じ場所での再発が起きなくても、新たに他の場所に「痔」が発生することはあります。

特に「痔」という病気は、これまでの生活習慣が作り出したものですので、生活を改善しなければ、いずれ他の場所に痔が発生します。

痔は、一生付き合っていかなければいけない病気ですから、手術後は今までの生活を改め、「痔にならない生活」を送る努力をしましょう。

 


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