日帰りの「痔核(いぼ痔)」手術法、「輪ゴム結紮法」

日帰りで行える、痛みのない内痔核(いぼ痔)の手術法

グミにゃん:
日帰りでできる「いぼ痔」の手術はあるのかな?
ねこ茶:
「輪ゴム結紮法」ならば、日帰りで行う病院もあるようじゃ。
メイにゃん:
輪ゴムを縛るだけなら簡単だものね。
ねこ茶:
ただし、内痔核(いぼ痔)が脱落する時に出血することもあるのじゃ。
福にゃん:
「輪ゴム結紮法」の術後は、いつでも病院に駆け込める状態が必要ニャ。

輪ゴムで内痔核(いぼ痔)を切除する「輪ゴム結紮法」

内痔核の根元にゴム輪を結んで血行を遮断し、組織を壊死させて痔核を脱落させる手術法です。
痛みを感じない直腸粘膜にできた内痔核に用いるので、麻酔の必要はなく、日帰りで手術を受けることが出来ます(輪ゴム結紮法であっても入院を勧める病院もあります)。

輪ゴム結紮法は、ゴムをひっかけるのに丁度いい大きさで、形状が丸くて奥に細くない内痔核の場合に使われます。

まず肛門に肛門鏡を差し込んで、痔核を見ながら結紮するための器具を入れます。
この結紮器にあるゴム輪が、内痔核の根元にパチンと、はまれば手術は終了です。

その後は、はめられたゴム輪が、少しずつ内痔核の根元を締め付け、痔核を虚血状態にします。1~2週間くらいすると、内痔核は壊死して、ゴムと一緒に脱落します。
脱落した痔核は、ゴムと便と一緒に体の外へ排出されます。

このゴムと内痔核が脱落するまでの間、排便時に「強く息まないようにする」ということ以外は、特に注意することはなく、内痔核が脱落する時も、小さな点状の傷跡が残るだけで、出血もありません。
また、手術~痔核脱落・排出の過程での痛みもありません。

 

■「輪ゴム結紮法」の注意点:

輪ゴムで切断された痔核が脱落するときに、出血した場合、傷口が長期間回復しない場合には、病院での治療・手術が必要になるため、入院できる設備を持った病院に常時連絡が取れる必要があります。

 


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いぼ痔の手術: 「輪ゴム結紮法」の手順


1.輪ゴム結紮器で内痔核(いぼ痔)をつかみ、根元に輪ゴムをかける

いぼ痔の手術画像(結紮切除法)
内痔核を輪ゴム結紮器でつかみ、結紮器の内部に内痔核を引き込む。
引き込んだ内痔核の根元に「輪ゴム」を引っかけ、縛る。

 

2.血液を遮断された内痔核(いぼ痔)が壊死して脱落する

いぼ痔の手術画像(結紮切除法)
内痔核は根元を輪ゴムで縛られているため、血液がいかずに組織が壊死する。
壊死した内痔核は、1~2週間で脱落して、「輪ゴム・便」とともに体外へ排出される。

 

「輪ゴム結紮法」のメリット

  • 短時間で手術が終わります。
  • 麻酔を使わないので日帰りで「いぼ痔」の手術が可能です。
  • 手術中に痛みを伴いません。

「輪ゴム結紮法」のデメリット

  • ゴム輪結紮療法は、ゴムを引っ掛けるのに、ちょうど良い大きさ、硬さの内痔核にしか適用できません。
  • 外痔核がある場合は、痛みが生じるため適用できません。
  • 痔核が、小さすぎても、大きすぎても適用できません。
  • 輪ゴムで縛った部分から先しか切除できません。
  • 痔核が、脱落するときに出血を起こすこともあります。
  • 痔核脱落後の傷口の粘膜が何か月も再生しない場合もあります。

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